競争は必ずしも業界だけとは限らない

相手業界も驚異な存在

確かに、他の運送業界も驚異な存在ではあります。
独自のサービスやシステムで、他と差別化を図る業界は多いですし、その中で競争に勝たないといけないのです。
もっとも、それはある程度分かっていることですし、最初から競争をしなければいけないことも織り込み済みなのです。

問題はトラック自体の競争

しかし、トラック運送ではもう1つ競争しなければいけない相手があります。
それは、使用するトラックそのものです。
運送に使用するトラックんは、事業用のトラックと、自家用のトラックがあり、この自家用トラックでの輸送が驚異の存在となっているのです。
つまり、自社で製造したトラックを使用して輸送をするので、それも大きな競争相手となるのです。

自家用トラックの圧倒的台数

事業用トラックは、せいぜい100万台程度なのですが、自家用トラックは何と700万台を超えるのです。
いかに、その差が歴然かが分かると思います。
もちろん、輸送力で言えば事業用のトラックが圧倒的に高いです。
それでも、自家用トラックの方が圧倒的に多いのは、短距離輸送率が高いからです。

短距離輸送に非常に優れている

自家用トラックは、短距離輸送に非常に優れているのです。
現に、インターネットが普及した今の時代は、短距離での輸送はかなり需要が高まっているのです。
それによって、事業用トラックの方が効率が良いように思えても、実際は自家用トラックの方が優れているケースが多いのです。

もちろん、ただ荷物を運ぶだけであれば、今でも事業用トラックの需要は非常に大きいです。
しかし、今のニーズが多様化する時代は、運送だけでなく顧客情報を確認するなど、セールスに近い形での運送が必要になるのです。
それを実現させるにも、やはり自家用トラックの方が適しているのです。